結果報告シリーズ⑤🐾 ~1年間の歩みと新たな一歩~

CAMPFIRE老犬たちの「ピンピンころり」を目指して

こんにちは、ノア動物病院の支援者の皆様!

今年の夏は猛暑でしたね。
真夏の太陽が輝く8月で、私たちの「老犬の健康をサポートし、ピンピンころりを目指す」プロジェクトが、ついに開始から1年の節目を迎えました。この1年間、皆様の温かいご支援に支えられ、老犬たちの健康と幸せのために全力で取り組んでまいりました。

季節は巡り、出会いと別れを経験しながら、私たちは着実に前進してきました。今回は、2025年7月9日の最新往診レポートとともに、この1年間の成果と費用などの報告他、今後の展望についてご報告させていただきます。🌻🐶

💫 2025年7月9日の往診レポート

新たな仲間と共に迎えた特別な往診day

わずかな梅雨の時期を終え、酷暑の7月9日、この日の往診は特別な意味を持つものとなりました。なんと、しらさぎ動物病院の院長である常安先生が、林文明獣医師と共に東京ペットホームを訪問してくださったのです。

常安先生は、第2回クラウドファンディングの支援期間中に、同じ獣医師として老犬医療の発展に深く共感してくださり、このプロジェクトへの協力を快諾してくださいました。
「高齢のワンちゃんたちが最期まで幸せに過ごせる環境づくりは、これからの獣医療の重要な課題です」という常安先生の言葉に、私たちは大きな勇気をいただきました。

二人の獣医師による充実の健康チェック

この日は、林先生と常安先生の二人体制で、より丁寧な健康診断を実施することができました。

実施内容:

  • 全身の詳細な触診(二人の獣医師による二重チェック)
  • 血液検査(全頭実施)
  • 体重測定と栄養状態の評価
  • PLUS CYCLEデータの解析と活動量評価
  • 聴診による心音・呼吸音の確認
  • 関節可動域のチェック
  • 夏場の水分補給と食事管理の指導

二人の獣医師がそれぞれの視点から診察することで、これまで気づかなかった小さな変化も発見することができました。特に常安先生は、東洋医学的な観点からもワンちゃんたちの体調を診てくださり、新しい気づきがたくさんありました。

🍃 鍼灸治療の新たな可能性

今回の往診で特に注目すべきは、常安先生による鍼灸治療のデモンストレーションでした。常安先生は鍼灸治療の専門知識をお持ちで、老犬ケアにおける東洋医学の可能性について、実際にワンちゃんたちへの施術を通じて示してくださいました。

【鍼灸治療のデモンストレーションの様子】

鍼灸治療が老犬にもたらす可能性:

  • 痛みの緩和 – 関節痛や筋肉痛を薬に頼らず軽減
  • 血行促進 – 全身の血流を改善し、活力向上
  • 自律神経の調整 – ストレス軽減と睡眠の質の向上
  • 免疫力の向上 – 自然治癒力を高める
  • QOL(生活の質)の改善 – 総合的な体調改善

デモンストレーションを受けたワンちゃんたちは、最初は少し緊張していましたが、すぐにリラックスした表情を見せてくれました。中には気持ちよさそうに目を細めているワンちゃんも。スタッフの皆さんも興味深く見守り、「こんなに穏やかな表情は久しぶり」という声も聞かれました。

【鍼灸治療を受けてリラックスするワンちゃん】

常安先生からは、薬の副作用が心配な高齢犬には、鍼灸治療は優しい選択肢になります」という貴重なアドバイスをいただきました。

今後、定期的な往診の中で、必要に応じて鍼灸治療も取り入れていく可能性を検討することになりました。これは、老犬医療の新たな一歩となる画期的な取り組みです。

🎉 嬉しい再会 ~カイくんが帰ってきました~

そして、この日にはもう一つ嬉しいニュースがありました。2025年4月に飼い主様の元へ「卒業」したはずのカイくん(12歳・柴犬)が、東京ペットホームに戻ってきたのです。

【戻ってきたカイくんの写真】

事情により再び東京ペットホームでお預かりすることになったカイくんですが、以前からの継続的な健康管理のおかげで、体調は安定しています。PLUS CYCLEのデータも引き続き活用でき、カイくんの健康管理をシームレスに再開することができました。

林先生も常安先生も、「カイくんが戻ってきても、これまでの健康データがあるから安心ですね」とおっしゃってくださいました。これも、1年間の継続的なデータ蓄積の成果といえるでしょう。

現在のワンちゃんたちの様子

7月9日現在、東京ペットホームでは元気にカイくんも含めて、ワンちゃんたちが暮らしています。1年間の継続的なケアにより、多くのワンちゃんたちが安定した健康状態を維持しています。

これまでのアドプリット検診を定期的に実施してきた成果として、早期発見により、多くのワンちゃんで歯周病の進行が抑えられています。食欲も維持され、夏バテ知らずで過ごせているワンちゃんが増えました。

【すやすや眠るワンちゃんたち】

PLUS CYCLEのデータからは、気温上昇に伴う活動パターンの変化が明確に読み取れます。早朝と夕方に活動のピークがあり、日中は涼しい室内でゆっくり休むという、理想的な夏の過ごし方ができています。

これからも続く医療サポート

常安先生の参加により、私たちの老犬医療サポートは新たな段階に入りました。西洋医学と東洋医学の融合、複数の獣医師による多角的な診療体制、そして1年以上蓄積されたデータに基づく個別化医療。

これらすべてが組み合わさることで、「ピンピンころり」という理想により一層近づくことができると確信しています。老犬たちが痛みや苦しみなく、最期まで自分らしく生きられるように、私たちはこれからも全力でサポートを続けてまいります。

【全員で記念写真】

📊 1年間の振り返り(2024年7月~2025年7月)

プロジェクトの成果

🏥 往診実施状況

  • 定期往診:8回実施
  • 緊急対応:随時対応
  • 健康診断実施頭数:延べ88頭
  • 血液検査:全頭複数回実施
  • アドプリット検診:3回実施

📈 健康改善の実例

  • 活動量が20%以上向上:4頭
  • 体重管理成功:6頭
  • 歯周病改善:5頭
  • 関節痛軽減:3頭

PLUS CYCLE

1年間の継続的なモニタリングにより、以下の重要な知見が得られました:

  1. 季節変動パターンの把握
  2. 個体差の明確化
  3. 予防医療の実現

こちらのデータは、佐野先生が今後活用して、まとめていきます。

💰 クラウドファンディング資金の使途報告

第1回クラウドファンディング資金使途内訳

調達金額:1,230,000円

皆様からお預かりした貴重な資金は、以下のように大切に活用させていただきました:

🏥 医療・健康管理費:901,920円(66.9%)

  • 犬健診(14頭分):147,000円
  • 診療・診察・往診料:622,480円 (※12月・3月往診分388,450円を含む)
  • 臨床サポート費用:79,200円
  • アドプリット検診(口腔検査):53,240円

💊 サプリメント費:330,000円(24.5%)

  • CHOJU NO MOTO NMN(老化対策サプリ)
    • 2024年7月:20個×6,600円 = 132,000円
    • 2024年8月:10個×6,600円 = 66,000円
    • 2025年3月:10個×6,600円 = 66,000円
    • 2025年4月:10個×6,600円 = 66,000円 ※合計50個を1年間継続投与により、活力維持に貢献

📱 デジタルヘルス機器:73,480円(5.5%)

  • PLUS CYCLE本体(8台):66,880円
  • WiFiゲートウェイ:6,600円

📝 データ管理・レポート作成:35,200円(2.6%)

  • レポート作成サービス(定期報告書作成):35,200円

🔧 その他諸経費:7,590円(0.6%)

  • 振込手数料:4,455円
  • 消耗品(電池・首輪等):3,135円

💡 特別支援金受入:-11,000円

  • 個別支援者からの追加寄付

総支出額:1,348,190円
※不足分118,190円は、ノア動物病院が負担いたしました。

【資金使途の円グラフ】

投資効果の検証

特筆すべきは、PLUS CYCLEへの投資(約7万円)が、1年間で大きな成果を生み出したことです。24時間365日のデータ取得により、異常の早期発見と適切な医療介入へつなげるべく、データの有効活用を今後実践していきます。

🎊 第2回クラウドファンディング結果報告

2025年6月29日から8月31日まで実施した第2回クラウドファンディング「老犬と家族の笑顔を守る~ノア動物病院の新たな挑戦~」が終了いたしました。

募集期間:2025年6月29日~8月31日 最終結果:

  • 支援総額:731,000円
  • 達成率:73%(目標金額:1,000,000円)
  • 支援者数:69名

目標金額には届きませんでしたが、69名もの方々から温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。いただいたご支援は、老犬たちの健康と幸せのために大切に活用させていただきます。

新たな協力体制

🎓 帯広畜産大学 佐野忠士先生
第1回で25万円のご支援をいただいた佐野先生が、さらなる協力を申し出てくださいました。老犬医療の研究面でのバックアップをいただき、より科学的なアプローチが可能になります。

👨‍⚕️ しらさぎ動物病院常安院長
第2回クラウドファンディング期間中に、老犬医療の発展に共感いただき、プロジェクトへの参画を快諾してくださいました。鍼灸治療の専門知識を活かし、西洋医学と東洋医学を融合させた新たな老犬ケアの可能性を切り開いてくださっています。

第2期の資金活用計画(731,000円)

目標金額には届きませんでしたが、いただいた731,000円を最大限有効に活用するため、優先順位を明確にした計画を立てる予定です。詳細は未定ですが、以下の方向性で検討しています:

  1. 継続的な医療サポート(優先度:高)
    • 定期健診の継続実施
    • 必要な検査・治療の実施
    • 緊急時対応の確保
  2. 予防医療プログラムの維持(優先度:高)
    • アドプリット検診の定期実施
    • サプリメント療法の継続
    • 鍼灸治療の導入検討
  3. 知見の共有と発展(優先度:中)
    • 成果レポートの作成と公開
    • 他施設への情報提供

※具体的な配分や実施内容については、現在検討中です。決定次第、改めてご報告させていただきます。

🌟 1年間の出会いと別れ

虹の橋を渡ったワンちゃんたち

この1年間で、3頭の大切な家族が虹の橋を渡りました。

モモくん(トイ・プードル)
2024年11月30日 享年17歳7ヶ月 最後まで穏やかで優しい性格のモモくん。スタッフみんなに愛されていました。

きいちごちゃん(チワワ)
2025年1月 小さな体で大きな存在感を放っていたきいちごちゃん。その愛らしさは忘れません。

彼らが教えてくれた「最期まで寄り添うことの大切さ」を胸に、私たちは前進し続けます。🌈

卒業と帰還

カイくん(柴犬)
2025年4月に12歳で一度飼い主様の元へ「卒業」したカイくんですが、諸事情により7月に東京ペットホームに戻ってきました。しかし、これまでの継続的な健康管理とPLUS CYCLEのデータ蓄積のおかげで、スムーズに健康管理を再開することができています。カイくんの帰還は、私たちの医療サポートの継続性と、データに基づく健康管理の重要性を改めて証明するものとなりました。

📝 1年間の学びと発見

予防医療の効果

口腔ケアの成果

アドプリット検診を定期的に実施し、適切な口腔ケアを行った結果:

  • 歯周病の進行抑制:80%のワンちゃんで改善
  • 全身状態の改善:QOL向上のきっかけに

サプリメントの効果 

CHOJU NO MOTO NMNの1年間継続投与により:

  • 毛艶の改善
  • 活力の向上:測定可能な活動量増加
  • 関節の動きの維持

🙏 感謝のメッセージ

支援者の皆様へ

この1年間、123万円という大きなご支援をいただき、本当にありがとうございました。皆様お一人お一人の想いが、老犬たちの毎日を支えています。

数字では表せない価値、それは「安心して年を重ねられる環境」です。皆様のおかげで、私たちはそれを実現することができました。

特に印象的だったのは、ある支援者様からいただいた言葉です: 「自分の愛犬も高齢になったとき、こんな支援があったらと思って協力しました」

この想いに応えるべく、私たちはさらなる高みを目指します。

東京ペットホームの皆様へ

365日24時間、老犬たちに寄り添ってくださるスタッフの皆様。私たちの医療的サポートが活きるのは、皆様の日々の献身的なケアがあってこそです。

データでは測れない「愛情」という最高の薬を、毎日与えてくださってありがとうございます。

協力者の皆様へ

林文明獣医師
1年間、雨の日も猛暑の日も、往診を続けてくださいました。その献身的な姿勢に、深く感謝申し上げます。

常安院長(しらさぎ動物病院)
老犬医療への情熱を共有し、鍼灸治療という新たな可能性を提供してくださいました。西洋医学と東洋医学の融合により、老犬ケアの新境地を開いてくださったことに感謝いたします。

佐野忠士先生(帯広畜産大学)
研究者としての視点から、このプロジェクトに科学的な価値を与えてくださいました。今後の共同研究も楽しみです。

日本動物高度医療センター
PLUS CYCLEという革新的なツールを提供いただき、老犬医療に新たな地平を開いてくださいました。

実習生・ボランティアの皆様
若い世代が老犬ケアに関心を持ってくださることは、この分野の未来への希望です。

📢 最後に ~次の1年へ向けて~

1年前、私たちは「老犬の健康をサポートし、ピンピンころりを目指す」という大きな目標を掲げてスタートしました。

この1年間で学んだことは、「データと愛情の両輪」が老犬ケアには不可欠だということです。PLUS CYCLEが教えてくれる客観的なデータと、日々の触れ合いから感じる主観的な変化。この両方を大切にすることで、真の意味での「ピンピンころり」に近づけると確信しています。

第2回クラウドファンディングでは、目標金額には届かなかったものの、69名もの方々から731,000円という大きなご支援をいただきました。この結果は、私たちの活動が多くの方々に共感していただけている証だと受け止めています。

次の1年は、いただいたご支援を最大限活用し、「継続と深化」の年にしたいと考えています。東京ペットホームでの成功モデルをさらに深化させ、得られた知見を広く共有してまいります。

**次回の往診は2025年10月3日を予定しております。**秋の健康チェックの結果も、またご報告させていただきます。

次回からは、第2回クラウドファンディング「老犬と家族の笑顔を守る~ノア動物病院の新たな挑戦~」の結果報告シリーズとして、新たな取り組みや成果をお伝えしてまいります。

老犬たちの幸せな笑顔が、一頭でも多く、一日でも長く続くように。私たちの挑戦は続きます。

皆様の継続的なご支援を、心よりお願い申し上げます。🌟🐾

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スペシャルスポンサー

特別協力

  • 佐野忠士(帯広畜産大学教授)
  • 常安院長(しらさぎ動物病院)

ご支援いただき、誠にありがとうございました。🙏✨

第2回クラウドファンディング終了

「老犬と家族の笑顔を守る~ノア動物病院の新たな挑戦~」

支援総額:731,000円(達成率73%) 支援者数:69名
ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございました。

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